レクサスIS(前期)にレクサスIS-F用(前期用)ヘッドランプ(エコパーツ)を取付後ヘッドランプ磨きコーティングそして、各部フロントバンパー傷ありましたのでフロントバンパー1本塗装・フロントバンパーロアガーニッシュ塗装のご依頼です。
まずオーナー様と綿密な打ち合わせ。IS-F用ヘッドランプが取付可能かどうか確認後の作業になります。オーナ様も分かりやすい様に資料を用意して頂きました。とても車愛が伝わってきます。
画像ではなかなかわかりにくいですがヘッドランプはかなり黄ばんでしまってます。
左右ともども。この後の変貌がワクワクしてしまいます。
早速ブラケット・ゴム部品を付け替えてIS-F用ヘッドランプの点灯確認です。
左右コネクターの組み換えもすることなく取付れるということがわかりました。
フロントバンパーもブラケットとゴム部品を変更すれば、難なく取り付けれることがわかりました。
ヘッドランプ関連の警告灯も出てません。ボンネットを開けたままなのでボンネットの警告灯は出てしまってますが・・・・。
不具合なく取り付けれることが確認できましたので次の工程に進みます。
フロントバンパーを塗装する為に補機部品全てを外します。
フロントバンパー下部のスポイラー(エクステンション)も擦り傷があります。
分解できました。
細かな擦り傷・飛び石傷も削り下地を形成します。その後軟化剤入りのサフェーサーを塗装します。
次にヘッドランプのレンズ部の旧クリヤー・飛び石傷などの損傷跡をペーパーの500番にて豪快に削ります。
表面のくすみ結構あります。
使用するペーパー。ペーパーと言っても布に研磨石がついているものなんです。
このポリッシャーはギヤポリッシャーという物で一方向回転のシングルアクションと振動偏芯回転のダブルアクションの中間的な存在で、シングルアクションの研磨性能(回転トルク)を持ちつつも振動偏芯回転によって切削目を拡散させ深い磨き傷を付きにくくするポリッシャーです。ここで旧クリヤーを残さない様に削り・深い傷などもありましたら平滑になるように豪快に削ります。
当社は500番から5000番までギヤポリッシャーで仕上げそのあとシングルポリッシャーによる羊毛バフによる磨き・そして黒色を仕上げるくらいの最終磨きをスポンジバフを付けたギヤポリッシャーで行います。
研磨完了後のヘッドランプです。
この商品がシリコンオフと同等の脱脂機能を持ちながら溶解度のないシャンプーとリンスです。ヘッドランプレンズをソルベントクラックの不具合から守ります。いやあ、進化しましたねえ。
塗装前のヘッドランプ
当社はヘッドランプクリヤーには、ソルベントクラックが発生しにくい様に開発された樹脂ランプ専用クリヤーを使用。
その名はレンズリフォーマー2です。先代のレンズリフォーマーはプライマーを塗装してからクリヤー塗装という作業工程でした。
レンズリフォーマー2はプラーマー塗装作業を省略出来るようになりました。先代のレンズリフォーマーはプライマー塗装の時にソルベントクラックが発生することもありました。またプライマーの管理も難しく塗装ガンで吹いているのですが、霧状ににならないという不具合もありました・・・・。当社ではソルベントクラックが発生しないようにお客様に納品できます。万が一ソルベントクラックが発生しましても、ソルベントクラックを初めからの工程に戻りますが根元まで削り取りソルベントクラクックが極限までない状態で納品することができます。
(内面の不具合は対応しかねます)
マスキング。塗装専用ブースにて当社は塗装します。
塗装完了。
塗装乾燥後レンズ面のクリヤーの肌調整・ブツ取をしてピカピカに磨きます。その後コーティングを施工します。
フロントバンパーの下地工程も終わり塗装前の状態
カラーナンバー074ブルイッシュパールクリスタルシャイン。とてもカラーベースが黒っぽく・・・・。
青みが強いパールです。
塗装完了。
クリヤーはセルフリストアリングクリヤープラス軟化仕様。
各部組み付けて磨き工程を経て、ヘッドランプ光軸調整ののち完成しました。
とても綺麗な車両でしたが更に綺麗になりました。夕方の工場内の照明も照らしてないのにこのカガヤキ・・・・・。
ブログを見て頂いてのご来店でした。誠に有難うございました。感謝です。
ご依頼誠に有難うございました。
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