レガシィ車検のご依頼でございます。下廻りさびさびの状態でございました。この車両は車検ごとに
大手ディー〇ーさんで定期的に塩害防止コート剤を施工されていたようです。(シャシのみ)
この塩害防止コートはベトベトする防錆剤で3年効果が持続します。しかし、3年効果があるとメーカーさんがホームページ上で公表しているのに、なぜこんなに錆びてしまったのでしょうか?
私も、いろいろな塩害防止コートの製品を施工しました。ベトベトするもの、塗装肌がぼてぼてになり+ベトベトするもの、艶がある物、艶が無いもの、ゴム質、エポキシ樹脂系などたくさんのメーカーが、塩害防止コート剤を発売されています。
いろいろな製品を試した結果全て効果はあるように感じました。また、使用目的例えば、美観性を求める、とにかく錆びないように美観性は度外視しての施工などオーナー様の意向が重要でございます。
使用の目的は認識できたとして、全てのメーカーが自信をもって発売している製品がなぜ、ぼろぼろになるまで錆びてしまうのでしょうか
それは・・・。
施工の仕方で大きく効果が左右されるということです。
しっかりすみずみまで塗り込み膜厚をつけ施工する
見える部分を軽く施工する
このように作業者の取り組み、お店の施工内容などで、施工に差が出てしまうのです。下廻り塗装は、複雑な部品が、重なり合って組み付けてあります。いろいろな角度から塗料を吹き付けなければ、全てをコートできません。
とても根気のいる作業でございます。ここ愛知県(三河地区)は、1年で雪が降ることはあまりなく、融雪剤を撒いている道路などそうはありません。しかし、仕事に、レジャーに、何度も、融雪剤施工区域を走行する方もございますが、対象者があまりいなく、あまり明るみにならないのも事実かと思います。
一番重要なのは、塩害防止コート剤を隅々まで塗り残しが無いように塗り込むこと、このことが当たり前なのですが、出来ていないということが現状の様に感じています。
消して塩害防止コート剤が悪いわけではございません。
幾らですかとオーナーさんは聞かれる前に、どこまでやりたいかと、言っていただけると非常に助かります。
マフラーも錆び錆びです。実は、塩害防止コートを施工すると、マフラーも防錆処理をしてくれるように感じますが、別作業ですので、御了承くださいませ。マフラーは温度が上昇しますので、耐熱防錆塗料を使用します。
リヤマフラー交換作業風景
各オイル類交換。
錆取作業・・・。錆取は大変手間がかかります。赤さびは、簡単に剥離できないのです・・・。
赤錆削りは時間を要します。(錆取作業は別途料金になります)
出来る限り錆を取り黒錆転換剤塗布
錆を除去せずに金属を錆から守る施工方法もございます。
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錆を除去せずに錆層、緻密な酸化被膜まで浸透、錆を不活性化し無孔性防錆被膜を形成
ambra car doubla アブラ― カー ダブラ
錆を琥珀の様に包み込み愛車を次世代へ・・・・・。
愛知上陸。
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赤錆除去後黒錆転換剤塗布乾燥後。
フロントクロスメンバーも結構錆出ていました。
乾燥後
塩害防止コート塗装、マフラー耐熱防錆剤塗装
出来上がりました。綺麗ですね。 下廻りも綺麗に乗りたいものですね。
たまらない・・・。
下廻りも う・つ・く・し・く・・・。
オーナー様下廻りはじめて見ました。説明がとてもわかりやすいと言っていただけました。艶の出る塩害防止コートあるんですね。愛知はシャシ、マフラー施工のみが一般的な様です。 ボディー部フロアー、ホイルハウス等の防錆もございます。
この度は、沢山のご依頼誠にありがとうございました。
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