ドア内貼りドアハンドル周りパワーウインドウ周りのベタベタ感そして爪が当たるだけで剥げてしまう艶消しブラック塗装部を直してくださいとのご依頼です。業者様からのご依頼です。格闘したのちギブアップで当社にやってまいりました。
部品交換は内張りASSY対応になってしまう為修理でのご対応です。
部品代が安価であれば新品部品を注文するのも手の内でしょう。
よくこの症状はありますね。欧州車、日本車ともどもよくあります。爪でこすれば捲れる捲れる・・・。
でどうやって直すんですか?とよく言われますが、地味に全て剥離してから塗装します。
総剥離、そしてペーパーがけ。すみずみはプラッチックヘラ・綿棒など使用。
下地完成。
プラスチック部は健在でした。とにかく下地が命です。
プラスチック素地塗装はペーパーがけからいきなり塗料を塗装すると密着不良になりがちですので、当社では、プライマーを塗装後塗料をのせます。
艶消しブラックにも色味がありちゃんと調色しております。塗ったばっかりは艶があります。シボ目がある肌であれば、ガンのエアー圧を絞ってピトピトと塗料を吹き付けシボ目を再現します。今回は比較的フラットな塗装肌でしたのでべたっと塗装した訳です。(あまりにべたっと塗り、さらに指触乾燥もさせずに塗り重ねますと、プラッチック部が溶解することもございますので、塗料の特徴を考慮して塗装をしていきます)
乾燥後。ここでホコリのかみこみ等のブツありましたら2000番でブツ除去後ペーパーをあてた跡を
パラパラ補修する訳です。よって当社の内装などの艶消し1コートの塗装は塗装ブツが全くない状態で納品することが出来ます。
マスキングを剥がして・・・。
さりげなく、完全復元、。
アップで。
修理したところは、ベトベトとした質感とはおさらばです。サラッとした質感になりました。かつ少々のことでは剥がれません。よくなる症状ですので、お困りのオーナー様もいらっしゃるかと思います。
インテリアのベトベトした艶消しブラック塗装部の総剥離・塗装承ります。もちろん高級仕上げでございます。
ご依頼誠に有難うございました。
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